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zoom RSS ○ クワイエットルームにようこそ

<<   作成日時 : 2011/03/18 21:51   >>

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 目覚めるとそこは精神病院の閉鎖病棟。身体を拘束され、なぜここにいるのかもわからない。自分はオーバードース、つまり薬物過剰摂取による自殺癖患者だと言われる。いや、身に覚えはない。異常を抱える患者達の中で、自身の正常を信じる。しかし、本当のところはいったいどうなの?

 内田有紀・主演。芯のしっかりした人間を演じるが、だからこそ、その芯が揺らぐのを見るのもハラハラするし、そもそもの「芯」ですら危うい。この病院で彼女は、周囲と自分の中と、いろんなものを見て感じ、そして大きな変化「もしくは回帰」があっただろうが、それでも揺らがない何かを持っていたと感じさせる。眼力でしょうか。まっすぐな演技です。

 キャストに宮藤官九郎を起用するあたりから察してほしい、必ずしも根暗な話でもなく、必ずしも滑稽な話でもない、とても不安定な話。ところどころコメディで脚色されてはいるが、決して楽しく笑うための映画ではない。どこかしら、心の傷をえぐって行く。だからこそ逆に、これは自身への不安=「危うい正常」を抱える人と、正面から対話してくれるようなストーリーなんじゃないだろうか。

 精神病院ってどんなところなのかってことに、明確な答えや表現を出していないのは良いと思います。ただ、看護・医療に携わる人がこの映画を見たら、患者への接し方をちょっと考え直そうかな、と反省すると思います。患者の立場で病院を見れます。

 主人公に「きっかけ」を与える患者役に蒼井優。基本明るく、もしくは素朴、でも深みがあるってキャラが多い中、この映画ではダークな陰のある人物を演じています。蒼井優好きなら見るべき彼女の演技作の中に、これも入ります。


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