○ SAYURI



 第二次世界大戦前の日本を舞台にした芸者の話で、アメリカ人作家の原作で、ハリウッド映画で、台詞は英語で、主演の日本人役がチャン・ツィイーでっていう、もう良くわからない多国籍な映画。

 全然、日本を感じない。どこの国これ?とても不思議な世界だ。和を期待して見ちゃ駄目だ。ただ、日本人が作るとどうしても「ありきたりな時代劇の代わり映えのない絵」になる時代物だが、この映画の世界観は目新しい。常に映像美にこだわっていて、日本人だからこそあるであろう日本の風景への固定観念、それが問われてしまった様な衝撃を受けた。

 チャン・ツィイーの子供時代が大後寿々花。彼女は渡辺謙に推薦されて11歳でハリウッドデビューを果たすっていう経歴を持ちます。演技の評価も高くて、前半40分、それ目的で観て欲しい、が。
 DVDで吹き替えにすると大後寿々花の声が別の声優になる。大後寿々花は大人びた演技も魅力だが、声こそ真の魅力。吹き替えにはせず、字幕で観て欲しい。桃井かおりの「キモノ、デストローイ」等、面白い英語も聞けるので是非ここは字幕で観てください。

 変な日本語、変な習慣。日本人が真面目顔で観るには厳しい所が端々にある。しかし諸外国の日本というもの捉え方、それも含めて楽しんで観れるのならば、お勧めします。


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